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書くための道具として、「消せない」普通のボールペンをおすすめする3つの理由

書くための道具

税理士の受験時代、ボールペンで理論や計算をひたすら書くことが必要でした。試験の解答用紙にびっしりと、しかもかなりの速度で書かなくてはなりませんでした。解答時間の2時間、ひたすら計算式や文章を書き続けます。
(※税理士試験はボールペンで書いたものを、修正液等で修正はできず、修正は二重線により行っていました。)

そのため、どのようなボールペンがいいのか、いろんなペンを試したりするうちに、書くための道具についてよく考えるようになりました。

書くための道具としては、ボールペン、シャープペン、鉛筆、消せるボールペンなどがあります。

私は基本的に消せないボールペンを使用しています。

書いたものを消せるか、消せないか

判断基準として、消せるのか、消せないのかということが重要です。通常のボールペンは消せません。
(もちろん修正テープや修正液で消すということは可能ですが、あえて修正テープは使用しません。)

消せるものとしては、消せるボールペンと、シャーペン、鉛筆になります。

予定の管理や勉強の場合も、消せないボールペンがオススメです。つまり通常のボールペンです。

理由としては下記の3つです。

1.変化の過程を残すことができる

例えば、手帳に自分のやりたいことや目標などを書く場合、消せるボールペンであれば、消して、以前書いたものをきれいに消して書き換えてしまうことが可能になります。

目標などを訂正すること自体は問題ないと思うのですが、訂正前のものがきれいに消えてしまっているより、訂正を二重線で行うことにより、どのように自分の目標が変化していったのかがわかる方が良いと考えるからです。

2.間違えを残すことができる

間違えた箇所を二重線で消すことで、内容の間違えや、書き間違えなどを残すことができます。勉強であれば、間違えノートにもすることができます。

単純な漢字ミスということもありますが、中には自分のよく間違えやすい漢字も二重線で残すことにより、可視化することができます。

3.予定の管理にも役立つ

手帳においても、予定変更の履歴を残すことができます。確定していた予定が変更になったときは、自分の都合であればバツ印、相手の都合であれば二重線などというふうに使い分けることで、どういう理由で予定が変更になったかひと目でわかりやすくなります。

バツ印が多すぎる場合は、予定の組み方を見直すのも良いかもしれません。

まとめ

書いていて、変更点や訂正点をきれいに変更・訂正できるのは、やはり消せるボールペンや、シャーペンなど消せるタイプのものです。

消せないタイプのものは、変更点や訂正が増えれば増えるほど、どうしても見た目はきれいではなくなってしまいますので、これは好みが分かれるところかなと思います。

文房具屋さんに行くと、たくさんの書くための道具があり、何を使うか迷ってしまいますが、「消せない」ということも一つの判断基準として選んでいただくのもオススメです。