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納税証明を郵送(電子申請)と窓口で取得してみた

納税証明の交付申請

納税証明を取得する機会があったので、郵送と窓口の両方で納税証明を取得してみました。

現在、e-taxで納税証明の交付請求をすることで、書面の納税証明書を税務署の窓口または郵送で受け取ることができます。

もちろん、税務署へ行き、窓口で申請書を記載し、取得することもできます。

税務署がすごく近所であれば、直接窓口に行くのもいいのかもしれません。しかし窓口での待機時間は当日の混雑状況にも左右されるので、ものすごく待つときもあるかと思います。

窓口で直接受け取りたい場合も、事前にe-taxソフトで申請をしておくことで、待ち時間を短縮することが可能です。窓口対応が減る分、料金も少しだけ割引されます。

電子申請で申請をして、税務署の窓口で受け取る場合は、電子証明書やICカードリーダーがなくても、e-taxソフトから申請可能です。窓口で本人確認をすることができるからですね。

まとめると、電子申請をしてから窓口に行く場合、下記のようなメリットがあります。

・料金が370円になる

※通常は400円です。

・窓口で待つ時間を短縮することができる

税務署の窓口ではなく、書類を郵送で受け取る場合には、電子申請時に電子署名と電子証明書を付与する必要があります。また、郵送なので郵送料の実費も必要です。

また、納税証明を電子ファイルで取得することも可能なのですが、書面で提出する機会の方がまだ多いと思うので電子ファイルでの取得については触れません。

その上で、考えられるパターンとしては、次の3つがあります。

  1. e-tax(電子申告)で交付申請し、税務署の窓口で受け取るパターン
  2. e-tax(電子申告)で交付申請し、郵送で受け取るパターン
  3. 税務署の窓口で直接申請し、窓口で受け取るパターン

今回は、

  1. e-tax(電子申告)で交付申請し、郵送で受け取るパターン
  2. 税務署の窓口で直接申請し、窓口で受け取るパター

上記の2パターンで取得してみました。

郵送受取による、交付申請

まず、郵送受取をするための交付申請をしました。やったことをかんたんにまとめてみました。

平日初日(電子申請日)にやったこと

  1. 電子申請するためのパソコン、ICカードリーダー、電子証明書(マイナンバーカードなど)を準備(約5分)
  2. 交付請求書の作成(約5分)
  3. 電子署名と電子証明書を付与して、e-taxにより電子申請(約5分)
  4. (しばらくしてから)メッセージボックスに届く納付番号等の確認(約5分)
  5. 納付番号等を使用し、インターネットバンキングで納付(約5分)

※納付金額は証明書370円と郵送代82円の合計452円でした。

電子申請してから2日後

無事に、税務署より納税証明がポストに到着していました

窓口にて申請して、窓口で受取

別日に税務署へ行って申請してみました。こちらもやったことをまとめてみました。

  1. 歩いて最寄駅から税務署へ移動(約15分)
  2. 窓口で交付申請書を受け取り、記入(認め印あり)(約5分)
  3. 申請書を提出して待機(約10~15分)
  4. 証明書を受取、料金を支払う(約5分)

まとめ

郵送での受取の場合、申請してから3日以上はかかるのかなと思ったのですが、2日後にはポストに無事届いており、とても早かったです。

窓口での申請は、2~3人しか待っていなかったとしても、当日の発行になるので、待ち時間はどうしても発生してしまいます。

税務署へ行く用事がある場合には、事前に電子申請をしておくか、前もって郵送交付の申請を電子申請しておくのが良いなと思いました。

事前の電子申請は税務署と利用者の双方にとって、便利なシステムだなと感じました。積極的に利用していきたいです。